2012年12月18日火曜日

猫の修理

以前、バンドメンバーの女性が私ではない第三者とセックスをして、子供が産まれたので羊毛猫を苦労して作ってプレゼントした。 

『サティ君』と言う名前をつけて送ったのだが友人の夫は『ネコ吉』」と呼んでいたらしく激憤して「ネコ吉なんていうダサい名前ではない!」と講義して改めさせた。
で、千住の家へ送り届けたのだがスッタモンダで泣いている赤子(赤子の仕事は泣く事)に 

「お友達だよ~」 

と渡したところ 

「泣き止みました!」 

と嬉しい報告。羊毛猫にはシャネルのNO5を吹きかけている。神秘と禁欲の香りなのである。 



だが、相手は赤子。 


齧ったり、しゃぶったり、彼是。

(噛まれるサティ君)


(口元に噛み千切られたサティ君の尻尾)



で、足が取れたので修理依頼が来た。永久アフターサービス付きなので、早速、取り掛かる。 


そう言えば『直立猫』を作ったのは、このタイプで3体目で、まだ荒が目立つ。なので大幅に修正。 





初代は此れ。ちょっと貧弱さが目立つ。なので今回は大幅にリニューアル。 

①顔の輪郭を整える 

②体型を変える 

③足を短くする 

④毛並みの修正 

⑤顔の毛並みと目を作り直し 



ちょっと時間が掛かったのは私が凝り性だからである。羊毛に関しては無限に凝ってしまう。 


(修理依頼が来たとき)

(修理中)




(修理中)


(修理中)




で、出来上がったのが『二代目サティ君』である。 




お腹をポッコリさせたのがポイント。矢張り子供の「寂しいとき」の警備員なのでお腹がポッコリしている方が何だか良い気がする。 

先ほど、ポストへ投函したので明後日には届く予定。お子様はジャッジは如何に!?


・・・と思っていたら先ほど上記の子供の母からメールが来た。

「渡したら泣きやんで喜んでいます!で、また噛み付いていますので、また修理をお願いする可能性が高いです・・・」

らしい。

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