2015年6月15日月曜日

レベッカ



あの『レベッカ』が50代!!!!

立ち見で8800円!

口付けを交わした日は8800円!

ママの顔さえも見れなかったら8800円!

二度と戻れない8800円!

ポケットの中の小銭集めて8800円!

ほら、あれが二人の隠れ家が8800円!

指を繋いだら8800円!

時が止まる気がしたら8800円で立ち見!

どこで壊れたの?oh、フレンドは50代で8800円!



この価格設定は「フレンド価格」「友達価格」とは到底、思えない。

中学生の頃、姉がレベッカが好きで私も好きになったのだが、この価格設定は可也、厳しいんじゃないだろうか。
団塊Jrは金がある、ってワケじゃないんだよな。実は若年層は絶望的だが、団塊もjrも老人も金が無い。

これは『営業職』とかやっていると分かるんだけどもさ。
ホンッと金がないんだよな。
『ピンクレディー』のライブはMCが多くて『団塊世代女性が頑張ってピンクレデデューのコスプレ』をする場でもあるらしんだよな。

それをMCでピンクレディーが「良いファッションですね!」とかあったりするらしい。
で、ステージと客席で同じダンスを踊る、と。結構、楽しそう。
しかし、レベッカのコスプレするワケにもいかんだろうしなぁ。
いまどき、フジロックですら中高年が多いのに。
このライブは、コケル気がする。

外タレなみの料金をOKとする人が何人いるんだろう。

2015年6月14日日曜日

あしたのジョー


以前から

「矢吹丈は童貞で死んだのか?」
「力石徹も矢張り童貞だったのか?


と言う疑問が長年ある。そもそも原作者の梶原一騎は駆け出しの頃はストリッパーのヒモだった位だから

『童貞=美』

とは考えてはなかったと思うのだが(酷い浮気癖だったらしいし)、しかし『力石』にせよ『矢吹』にせよ、女の影は殆ど無い。
『力石徹』は白木 葉子と仲が良いが、彼は白木 葉子を呼ぶときに「お嬢さん」と言う。
よしんば「過ちの夜」があったとしてもHしちゃった仲で「お嬢さん」はないだろう。
じゃあ、矢吹はどうか?となると八百屋の娘に惚れられているのだが『KY』な男なので結果的に振ってしまう(口八丁手八丁はリングの上だけで、リングを降りると主に人間関係において『両手ぶらり戦法』『クロスカウンター』『トリプルクロス』は封印されるらしい)。

しかし、
しかし、である。

矢吹ジョーの最終的な世界ラインキングは世界4位。
世界4位が『童貞』と言うのは如何なものか。

だって、彼の親友である『カーロス・リベラ』は間違いなく『リア充』である。
で、ライバルだった『ホセ・メンドーサ』も『リア充』である。
だから、
矢吹ジョーは『リア充爆発マシン』だったわけだが、
しかし、童貞はなぁ。

しかし、童貞の可能性は高い。何しろ矢吹ジョーの趣味は



『パチンコ』



なのである。一人でやれるから、と言う理由。



だが、此処にきて『あしたのジョー:BL』と言うものが多いらしい。

私と友人女性はアニメ版『明日のジョー2』を愛する。
何故かと言うとジョーが殴られる時の「グフー!」「ヴゥーーーー!」と言うのが何処かエロチックなのである。
ってか『明日のジョー1』でも力石徹のアッパーカットでマウスピースが天井まで飛ぶほどの衝撃を受ける訳だが、医学的にも物理学的にも普通は頭蓋骨どころか脊椎までの衝撃で死んでるって汗。

で、『ホセ・メンドーサ戦』は『ヴゥーーーーー!』の大合唱。
ってか殴られて、あれだけ血反吐を吐いている時点で内臓破裂で死んでるって汗。
しかしBLは架空のエロティシズムである。


『トーマの心臓』みたいなもので「あえりえないエロス」と言うか。


もう少し深く考えてみるとジョーは捨て子で、両親がいない(ってか親の顔が見てみたいもんだ。何であんな『ドM』を産んだんだ)。
そこへ丹下 段平が
血の繋がった両親よりもジョーを愛するのである。
「立てー!立つんだ!ジョー!」
とか、そうそう言えるものではない(ってか19~20歳のボクサーを死なせてしまうセコンドは恐らくライセンス剥奪だと思う)。
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(ごそごそ)
「・・・どうしたんだ?ジョー。こんな時間に・・・。もう直ぐ試合なんだぞ。休む時には休まねぇと」
「ああ・・・。そうしたいんだがよ・・・。試合前だってのに身体中がうずくんだ。寝ようたって眠れるもんじゃねぇ」
「・・・ジョー・・・」
「力石の事を思うと・・・尚更な・・・」
「仕方がねぇよ。力石は・・・」
「・・・わかっちゃいるさ」
「ジョー。お前がまだ若いって事ぁ俺も十分、承知している」
「っへ。だから、なんだってんだよ」
「おめぇが眠れねぇのは力石の事だけじゃねぇだろ」
「おっちゃん、どう言う意味だい」
「力を抜いて仰向けになれ」
「おいおい、こんな夜更けにマッサージかい?気が利いてるねぇ・・・って、おい!」
「うるせぇ!俺はお前のセコンドだ!黙って大人しくしねぇか!」
「・・・そ!そこは!」
「俺がやりたいワケじゃねんだぞ。お前の身体を考えて、だ。変な考えをするなよ」
「だからって、そ・・・そこは!ちょ!っん!ック!」
「何言っているんだ!このド淫乱。先ヌルヌルに濡らしているくせに!」
「あ・・・っ!そんな!ああ、出る・・・っ!」
「駄目だぞ。まだ」
「いや・・・嫌だ・・おっちゃ・・っ!」
(ビク!)
「・・・うそ・・・」
「我慢が利かない奴だな。立て!立つんだ!ジョー!」
「うっ!っ・・・ま・・・た・・・いっ・・・くぅ・・・!う・・・・っそっ・・!!!どうにかなっちゃうよっ・・・おっちゃん!死んじゃうっ・・・!!!」
「ジョー、凄く綺麗だ・・・」





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考えられるシュチュエーションは

力石徹→憧れの人
矢吹ジョー→ガチホモ
丹下 段平→ガチホモ
白木 葉子→蚊帳の外
八百屋の娘→蚊帳の外(マンモス西と結婚したのでデブ専と言う可能性もある)




である。宝島社の漫画解説本によると「ジョーの最大の理解者は『サチ』だった」「サチの設定年齢とジョーの年齢から考えるに数年も立てば男女の仲になれていた」
とある。
だが、10代や20代の男女に「男女の仲になるまで待て」と言える人物が何処にいると言うのか。
先日、女友人に『グラップラー刃牙』について解説をしていたのだが途中で
「それって変態じゃん!」
と言いはじめた。確かに変態である。ガチホモどころか『あらゆるマニア』である。
「そう!世界最強を目指すと皆、ガチホモか変態になるんだよ!」
と答えておいた。

 

2015年6月12日金曜日

それはフリージャズじゃない。

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フリージャズを切り開いたジャズの革新者、オーネット・コールマン(Ornette Coleman)が6月11日の朝、ニューヨークのマンハッタンで死去。家族の代理人によれば、死因は心不全。85歳でした
http://amass.jp/57843/
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ついに死んだか・・・。


チャーリー・パーカーはジャズを変えたと言うよりは極限まで発展させて、オーネット・コールマンは其れを殺した、と言う気がする。

両者ともアルト・サックスだ。

『モダン・ジャズ』と言うものがあって、それに対しての

『ポスト・モダン・ジャズ』

と言うものがあったとすれば、其れはオーネット・コールマンの事だったと思う。

『ビ・バップ』
『ハード・バップ』
『ハードコア・バップ』

と言うか。ジャズを変えた、ではないんだよな。

音楽を変えたんだよな。


マイルス・デイビスはオーネット・コールマンを嫌っていたが、マイルス・デイビスが行った革新はパーカー的と言うか、既にある方法論を拡大と発展だったが、オーネット・コールマンは既にある方法論自体をぶっ壊してしまった、と言うか。
本人にそのつもりがあったのか、どうかは分からない。
ただ、結果としてそうなってしまった、と言うか。



博多区のジャズ喫茶。

鬱屈していた青年。

友達もいないし、恋人もいない。

しかも金も無い。

リクエストした曲がオーネット・コールマン。

「フリージャズってこんなにカッコイイんだ!これがジャズか!」

と気が付くと膝が動く。

店に鳴り響くThe Shape of Jazz to Come。

「フリージャズってこんなにカッコいいんですね!」

と店のマスターに言うと隣に座っていた男性が

「フリージャズが好きなのか?」

と聴いてきた。

「阿部薫とかアルバート・アイラーも好きだけども、今日のオーネット・コールマンの方がカッコいいです。フリージャズってこんなにカッコ良いんだ!と思いました」

「フリージャズは良いよ!私もピアノを弾いていて、この店で何度も演奏している。何度も弦を切っちゃったよ」

そんな会話から彼とライブをやる事を約束して、ウキウキして自転車で帰った。

ライブよりもオーネット・コールマンの音に気分が高揚した。
ただ、彼とのライブは実現しなかった。連絡先も交換しなかったし、私はその1年前にガラクタのようなTPを買ったばかりで、まともに吹けるようなモノではなかったから。



後日

「彼は『所謂』なフリージャズをやるんだよ」

と彼を知る私の師匠が言う。

「まったく典型的な、ね。でも、其れはフリージャズじゃない。あんたがオーネット・コールマンを聴いてカッコエエ!っち思った気持ちがフリージャズなんよ。やからアンタがやりよる事、やろうと思っちょる事がフリージャズなんよ」

思えば師匠に恩返しの一つもしてないな。
思い出してしまった。
スミマセン。Kさん。



2015年6月9日火曜日

会議は終了

漸くイベントの疲れが取れてきました。


移転第一発目と言う事もあり主催者としては結構な緊張感あり。
満員御礼で大盛況に終わり、膝から力が抜けました・・・。

良かった・・・ホンッとシミジミと思います。



会場に到着し音だしは私が最初だったのでセッティングしていると大御所『コサカイフミオ』さんが最初に到着。
CDJだけだと思っていたら大量のアナログ盤も持参。まさにDJの姿!


DJが始まりコサカイさんが何をDJするのか?と言うのが全く不明だったのですが
1set目はエレクトリック・マイルスから始まりDAFだったり、もう、私は涙ボロボロ。カッコ良かったなぁ。
2set目はガレージ・ロックやサイケをメイン。
3set目は気合の入ったフリージャズ!アルバート・アイラーがBULLETSで掛かるとは!!!
4set目はジャーマンサイケをメイン。


初とは思えないスタイリッシュなDJでした。驚きました。


(写真提供:Takayuki Hashimotoさんfrom『.es』)




①Sisters of Avalanche
リハからして既に異常。円形上に座って演奏するのだが「どこの交霊会だよ」と言う按配。
円の中心にはミキサー。『UFOを呼ぶ』『BBキングの霊を呼ぶ』『豊作を願う』とか、とても音楽をやるユニットには見えない。
で、演奏スタート。
何しろ13人編成。
SDLXにご出演して頂いた時は殆どノイズ・ユニットだったけども、今回は・・・やっぱり『尋常じゃないオルタネイティブ・ユニット』。
もう、「やべぇ」「凄い」と言う言葉しか見当たらず。
BULLETSのハリーさんが「・・・これ、凄いですね!ツイッターにあげても良いですか!」と言ってきたほどで。

(写真提供:Kanna Lacey



②KARAOCHAOS
永井昆布氏がDUBバンドを始めた、と言うのは以前から知っていて。
と言うか永井昆布氏とは思えば古い中。元々はMIXIで知り合い、その後、原宿のセッションハウスみたいな場所で競演。
お互い電気TPで、趣味思考が似ていて、意気投合。
何度も「出てよ!出てよ!」とオファーしながらもスケジュールが合わず今回、念願の初出演。
無茶苦茶に良かったワケです。もう、会場がディレイとエコーでドロドロ溶けている。もう、これ以上ない、ってほど最高にカッコいい。
昆布氏も会場を煽る。
と!こ!ろ!が!
主催者としては死ぬほど嬉しいのですが、出演者でもある私としては「俺ぁこの後は何をすりゃ良いんだよ?」と自問自答。
「このまま『ありがとうございましたー!』と帰っても良いよな」
と思うほど。KARAOCHAOSの演奏が純度をどんどん増していく。
思わず演奏終了後まで呑むまい!と思っていたワインに口を付ける。
客席がペースト状に溶けた頃に演奏終了。もう、ペースト状だったなぁ。
ホンッとヤバかった。







③KO.DO.NA
生きててスミマセン、なKO.DO.NA。音だしでは巧く行ったのだが本番では何故か急に音が出なくなる。
此れを防ぐために毎回、前日にスタジオに入っているのだが何故か出ない。10分ほど彼是とやっていたら音が出たので演奏。
今回は3~4年ぶりに新曲。
前回の『鳥の会議』とは機材も新しいし、トランペットもマウスピースも新しい。心機一転!で、既に緊張の為、ノイローゼ気味。
音が出てしまえば一気に旨く行く。
しかし、演奏しながら思ったのが「あれ?bulletsってこんなに音、良かったんだ!すげぇ演奏し易い!」だった。何で今頃、気が付いたのか判らないが、兎に角、音が良い。
淡々と演奏出来る。
1年1ヶ月ぶりに『鳥の会議』と言う観客参加型の曲をやる。思えば前回の黄金町ではやっていないんだよな。
もう、初めてリハーサルどおりに出来た気がする。何というかBULLETSは死ぬほど演奏し易い。新曲も初演はボロボロだったが今回は上手く行った。

(写真提供:Takayuki Hashimotoさんfrom『.es』)









④セッション
最後は飛び入りもありの、宴もたけなわ。20分位ではあるものの、踊る人も。
https://instagram.com/p/3goWdAGp5u/





いや、主催としてもこんなに盛り上がるとは思わなかった。

『鳥の会議』史上、最も盛り上がった気がする。勿論、SDLXでも盛り上がっていたのだけども、客席とステージの距離感と言うか、物理的な距離感ではなくて、何というか判らないけども。

で、今回だけはゲリラ的にUST中継。
『鳥の会議』は今回を除くと過去に一度だけ中継した事がある。
ただ、条件付で
「高知県の山奥に住む猫5匹の為」
と言うモノ。PCの操作は猫には出来ないので『猫5匹と一人』

今回は10人位が見ていたのかな。

BULLETS様、出演者の皆様、御来場頂いた皆様、本当に有難うございました。
今後とも宜しくお願いします。
次回は9月!

9月は一時期、無意味に噂になった『蓄音機DJ』と蓄音機界のドンでツインDJ!
曲が繋がらない蓄音機!繋げて魅せましょ蓄音機!

皆様、宜しくお願いします。


(↓↓↓↓↓↓↓↓↓写真撮影:Kanna Lacey↓↓↓↓↓↓↓↓↓)












(ラスト・セッション:踊るKanna Laceyさん)