2017年5月16日火曜日

VOX Dynamic Looper VDL-1

VOX Dynamic Looper VDL-1 と言うエフェクターを愛用している。






このクソ以下のループマシンを愛用している人は決して多くはない。ループした音質は酷いモンだし、操作性が優れているワケでもない。
大きさも大きいし、重さも2kgである。





このエフェクターが壊れてしまった。

前回は1年前だったか2年前にノイズが入るので島村楽器で直してもらった。チャチな作りで、中のケーブルが断線していた。

で、デンマークでライブ中に「故障している」と言う事に気がついた。

渡航前にスタジオでゲネをやったのだが、其の際に既に壊れていたワケだが気が付かなかった。


故障しているのは

①ファクトリーリセット機能が死んでいる

②2trのループを作れるが、1trが死んでいる

死んでいる、と言うよりも機能しない、と言うか。ファクトリーリセット機能は頻繁に使う。
何しろ、デタラメなマシンなので常にファクトリーリセットしないと以前のループが残っていたりする(メモリー機能でループを保存できるのだが、そんな機能は不要だし)。

だから、ファクトリーリセットは必要なのだが駄目。

2trのループを使うことは余り・・・ってか殆ど使わないのだが1曲だけ使うので2trは欲しい。

だが、駄目。


仕方がないのでKORGに電話する。VOXの代理店はKORGなのである。


私「・・・と言う症状なんですよね・・・。修理費用はどのくらいなんでしょうか」 

KORG「〜っと〜なるとですねぇー。いやー、複数の症状があるとー・・・・うーん。初期費用で八千円なんですね。」 

私「はい」 

KORG「で、技術料とかあるので・・・だったらぁ・・・」 

私「はい」 

KORG「中古とかでですね。まぁ、安く買った方が良いかと・・・

私「ちゅ・・・中古で買え、と・・・?」 

KORG「ええ・・・。まぁ、修理代金の方が高いので・・・」 


つまり

『買い直せ』 

と言うのがKORGの公式である。
















脳裏にこの画像が浮かぶ。






大体、購入した際に保証期間が1年あったんだが、1年なんて100円均一の商品でも持つんだよ。

購入したのは震災後だから2012年頃である。
5年で壊れるエフェクターはエフェクターって言わねーんだよ!!!


俺がメインで使っているZOOM1201なんて90年代に発売されて、故障は一度もねぇぞ!!!


ふざけるなよ、KORG・・・。





あ、思い出した。


私はYAMAHAのサイレント・ブラスを使うのだが壊れたことがあった。其の際にYAMAHAに電話したときは

「何処が故障しているのか確認しないと判らない」

とあくまでも「修理しますよ」的なスタンスだった。だが、KORGは


「新しく買え」


である。アナログ・シンセとかリリースしていて、面白いメーカーだが故障したら「新しくor中古で買え」はねぇだろ、と。


仕方がないのから中古で探すが時期が

①買ったけど使えなくて売る

②売った人が買う

と言う時期を過ぎていて

①欲しい人が少数ながらいるので売る

と言う感じ。だから、無駄なプレミア感。ってかプレミアが付くようなエフェクターじゃないから!


yahoo!ショッピングでは『7万6千300円』と言う凄まじい金額をつけている店もある。定価が18000円のエフェクターが7万円!!!

http://store.shopping.yahoo.co.jp/worldmusic/77901444.html?sc_e=slga_pla 
http://store.shopping.yahoo.co.jp/worldmusic/113896589.html?sc_e=slga_pla 

気が狂っているとしか思えない。ループマシンの大御所であるBOSSのループステーションですら5万円(5trが使える。音も良い)。


どうなってんだよ・・・

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